PCブログ

HP ProDesk 600 G3にグラボ(GT1030)追加

HP ProDesk 600 G3にGT1030グラフィックボードを追加する手順です。

 

Amazonで整備済み品PC(HP ProDesk 600 G3)を購入しました。
このPCにPCI Express x16スロットがあったので、描画性能向上+ディープラーニング演算速度向上目的でGeForce GT 1030グラフィックボードを追加してみました。
 
HP ProDesk 600 G3の標準スペックはこちら。
※詳細モデルや整備内容によってスペックが変わるので注意
 
PCリアパネルです。スロット2つあるうち、写真右側がPCI Express x16スロットとなります。
IMG_0072.JPG
 
装着するGT 1030ボードです。ZOTACというメーカーのPCI Expressロープロファイル対応モデルです。
IMG_0073.JPGIMG_0074.jpg
 
まずは金具をロープロファイルサイズに付け替えます。
使用する工具はプラスドライバー(小さめ)とソケットレンチ(サイズ=5mm)です。
IMG_0082.jpgIMG_0077.jpg
 
プラスドライバーでここを外します。
IMG_0078.jpg
 
次にソケットレンチでここを外します。
IMG_0076.jpg
 
金具を取り外したら、ロープロファイルサイズの金具をはめて、外した3か所をねじ止めします。
IMG_0080.jpgIMG_0081.jpg
 
PCにボードを装着します。PCケースを開けたら写真の部分にスロットが見えています。
IMG_0083.jpg
 
スロットカバーを取り外します。スロットカバーは溶接されているため、穴にマイナスドライバー等を差し込んでグリグリと負荷を加えて外すようです。
初めての経験だったためなかなか外せずに、フチ部分にマイナスドライバーを当てて軽く叩いてみたり、裏側から押してみたりと30分くらいかかってやっと外せました。
IMG_0086.jpgIMG_0087.jpg
 
装着できるようにサイド部分を写真下方向に開きます。
IMG_0084.jpgIMG_0085.jpg
 
ボードを差し込みます。軽く乗せた後、最後は垂直に押し込んでスロット奥まではめ込みます。
ボードを装着したらサイド部分を元に戻します。
IMG_0091.jpgIMG_0092.jpg
 
PCケースを閉じて装着作業完了です。
HDMIポートがかなりフチに寄っています。PCとボードの相性でしょうか...。今回はDVIポートしか使用しないため影響はありません。
※HDMIを使用する場合は要注意(差し込めるのか、奥まで差し込めないときに映るのか等)
IMG_0094.jpg
 
DVIポートにケーブルを接続した写真です。DVI接続でディスプレイに表示できることを確認しました。
IMG_0096.jpg
 
 
今後、TensorFlowでGPUを使った演算も試してみたいと思います。